コミックトレイル4周年記念特別企画!!
トレイルで連載中の大ヒット作「の、ような。」を愛読いただいている人気お笑い芸人EXITのお二人と、ご協力いただいた書店員さんにアンケートを取り、この作品の魅力と「の、ような。」への愛をたっぷりと語っていただきました!
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【EXIT 兼近大樹さん】
①「の、ような。」でオススメのシーンとその理由を教えてください!
子供たちが遊ぶ公園で危険行為を見つけ、キナさんが子供のみならず親達にも注意するシーン。
あとは親として自立できておらず、悪意のない虐待をしてしまっているお母さんを叱咤し、寄り添い、子供も救うシーン。
関わり過ぎるのも良くないが見て見ぬ振りもできない。
人と一緒に生きていかなくてはいけないこの世界の絶妙なバランスは、個人個人によって違うんだと改めて感じました。
②「の、ような。」という作品の魅力を教えてください!
人が多様な環境下で生きていくヒントを与えてくれる。
これを読むことで、他者への優しさの方向が増えて、人の悩みや苦しみを多少なりとも自分ごと化できるようになり、受け入れられない他者を「理解できない」で終わらせずに「理解してみよう」と思わせてくれる本です。
③作品への応援コメントを一言よろしくお願いします!
現代社会が明るく見えます!
これから描かれるであろう介護問題も楽しみです!!(勝手な期待すみません)
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【EXIT りんたろー。さん】
①「の、ような。」でオススメのシーンとその理由を教えてください!
仕事に追われる希夏帆のために、愁人が冬真に手伝ってもらいながら夜食のサンドイッチをつくってあげようとするシーンが好きです。
冬真と春陽と暮らし始めてから、徐々に家族の一員として役目を果たそうという意識を持ち始め、それまで希夏帆に任せきりだった家事にチャレンジするようになった愁人。
物語が始まった頃はイマイチ気が利かない男だったのに、ついに夜食までつくってあげられるようになるなんて!?と感動したのがこのシーンです。
大人になるほどに、変わることは難しくなっていきますが、思いがけない人との出会いや環境の変化が、人を劇的に変えることってありますよね。
でもそれは愁人という人間の本質がもともとまっすぐだったからだとも思うんです。
物語の中では希夏帆の人間力が目立ちますが、パートナーとして傍にいる愁人の素直さも、それを支えていると僕は思います。
②「の、ような。」という作品の魅力を教えてください!
人間は誰も完璧ではないということを描いているところだと思います。
希夏帆は締め切り前は家事や身の回りのことがおろそかになってしまうし、愁人は家の中のことが苦手。登場する他の大人たちもみな、どこか欠陥を抱えています。でも、それを決して「親(保護者)失格」と断罪しない寛容さがある。
「の、ような。」は、誰も完璧じゃないけど、完璧じゃない同士で支え合って一緒に成長していこう、と言ってくれているような気がします。人間を肯定するその姿勢に、優しさをもらえるんです。
③作品への応援コメントを一言よろしくお願いします!
人と人との関係は日々の努力の積み重ねでつくられるということを教えてくれる作品です。
これから希夏帆たちがどんな日々を重ねていくのか、とても楽しみです!Pon!Pon!
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【文教堂 川口駅店 脇さん】
ハルくん正月からお熱のシーン。
切ないシーンに泣いてしまいました。
いつもの生活に戻り、希夏帆とお節のお話、
“昆布はよろこんぶ!”
ハルに温かい場所があって良かった。ドヤ顔かわいいです!
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【文教堂 川口駅店 横田さん】
公園デビューでのシーン。
なりたい自分ではあるけれど、なかなかできない行動でもある。見習いたい。
最後はハルくんにもっていかれた‥うん、かわいい。かわいいは正義だ。
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【旭屋書店 船橋店 鞠子さん】
〇「の、ような。」でオススメのシーンとその理由を教えてください!
ハルくんの可愛らしいシーン。
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【有隣堂 厚木店 永井さん】
〇「の、ような。」でオススメのシーンとその理由を教えてください!
ハルが「新しいお父さんとお母さんなの?」とキナに訊ねるシーン。
全編通してキャラたちの作り上げていく関係が表されていると思います。
保護者と子供の関係ではあるけれど、人としては対等に扱っていくキナさんのスタンスというか人間性が良くわかり、ここなら子供たちは大丈夫だと安心できました。
いくらパートナーがいたとしても、二人の子供の生活を預かる決断が時間を置かずにできるキナさんはすごいと思うし、良い意味で大人のプライドを持たずにダメなことも曝け出してみせるのも、意外とできないものですよね。キナさん、かっこいいです。
彼女なら大丈夫だと思って連れ帰ってきた愁人さんは慧眼だと思います。
でも、何も言わずに連れ帰るのはさすがにダメですよねw そこは、反省した方がいいと思いますよ、愁人さん。
【おわりに】
ここまでたくさんの方々に愛される「の、ような。」の魅力の秘密が、いろんな角度から語られた今回の企画。
でも本当の魅力は、それだけ様々な目線から面白さを見出せる幅の広さにあると思います。
読めば必ずあなたなりの楽しみを見つけられる作品「の、ような。」の物語はこれからも続いていきますので、今後とも変わらぬ応援をよろしくお願いいたします!
それでは、ご協力いただきました、EXITのお二人と書店員の皆さま、本当にありがとうございました!
お二人のTwitterはこちら👇
EXIT 兼近 (@kanechi_monster) / Twitter
りんたろー from EXIT (@rinnxofficial) / Twitter
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【書籍情報】
漫画『の、ような。』
既刊5巻
価格682円(税込)
©麻生海/芳文社
「の、ような。」を読んだことがない方も、この機会にぜひ!1話はこちらから!👇